オマーンと日本の素晴らしい絆、50周年を祝して
オマーンと日本の関係は過去50年以上にわたり着実に成長してきました。信頼と互いの尊重を柱とする二国関係は人々を奮い立たせる絆として、年々強固なものになっています。
ハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード国王陛下の賢明かつ将来を見据えたリーダーシップのもとで、二国関係は力強い支援と奨励を受けてきました。
オマーン・日本友好協会(OJFA)はこの絆をさらに成長させることを目指しています。長年にわたり、いくつもの文化交流プログラムを実施し、人々の交流を深めるための道を切り開いてきました。その取り組みによって人々の好奇心は高まり、両国において、お互いの魅力的な文化や遺産について、より理解を深めたいと考える国民が増えています。その取り組みは音楽コンサートやファッションショー、ブックフェア、美術展、伝統ダンスなど、多岐に渡ります。
オマーンの豊かで刺激的な文化や遺産は日本の人々の注目を集めています。その伝統的で心温まるおもてなしは、常に日本からの旅行者を惹きつけ、忘れられないひと時を与えています。同じように、オマーンの人々にとっても、日本の豊かな歴史や魅力的な文化は、楽しく、インスピレーションの源となるだけでなく、常に興味と好奇心を掻き立てる存在です。
日本語を学びたいというオマーンの人々からの高まり続ける興味と熱意に応えたいという想いから、オマーン・日本友好協会は日本大使館と緊密に協力し、オマーンでの日本語学習プログラムの導入に乗り出しました。そして2014年から、日本語ネイティブ教師による、日本語を学びたい人に向けた授業が始まりました。
文化側面の他にも、オマーンと日本の間には強い経済関係があります。両国は長年の貿易パートナーとして、互いに強みを活かし、恩恵を受けてきました。製造業に長けた日本からオマーンへは、機械、鉄、鉄鋼、電子機器、自動車など素晴らしい商品を輸入してきました。同様に、オマーンから日本へは、石油・ガス、アルミニウム、水産物を非常に多く輸出しています。
ハイサム・ビン・ターリク・アル・サイード国王陛下が始動した「オマーン・ビジョン2040」によって、オマーンは地域で最も急成長する、多様化した経済の一つへと変わろうとしています。オマーンは合弁事業への投資を通じて、海上物流、再この50年間と同様に、オマーン・日本友好協会はこれからもあらゆる機会をとらえ、オマーンと日本の永続的な絆を育み、強化し、創り上げていきます。